琉球舞踊|沖縄
Ryukyu Dance 沖縄国旗

琉球舞踊を踊る人々

三線、箏、笛、太鼓、胡弓で構成される地謡によって演奏される琉球古典音楽に合わせて踊られる。首里王府時代の古典舞踊、庶民の民謡や生活を題材にした雑踊り(ぞうおどり)、戦後に発展した創作舞踊に大別される。

琉球王朝時代は男性の踊りだったが、王国崩壊以降、特に戦後は多くの女流舞踊家が誕生、今日の琉球舞踊の確固とした地位が確立された。

元々は神事・祭事の中でオモロ(古謡)を歌いながら舞われる祭祀舞踊が、神楽や田楽といった日本芸能のほか中国の舞踊の影響を受けつつ発展し、首里城などで披露される宮廷芸能となったと考えられている。

琉球舞踊体験動画

舞踊指導 大城ハツ子

琉球舞踊を始めるために必要なもの:足袋、扇子、着物など

フラメンコダンサー永田健の体験談

基本の構えとすり足での歩きが、前回習った能と似ていてびっくりしました。アップテンポな曲をイメージしていましたが、習った曲(かぎやで風)はゆったりした 曲をどっしり構えて踊るので、足の運びや重心移動に気を使う分難しかったです。また扇子の使い方が慣れず、気付いたら表裏が逆になっていることがしばし。 ついていくのに必死でしたが、沖縄で、琉球民謡独特の曲調を聞きながら、なんだか異国情緒な感じで、貴重な体験となりました。