どじょうすくい|島根
Dojo Sukui 日本国旗

どじょうすくい

安来節保存会 一宇川流家元 一宇川 勤

島根民謡、安来節(やすぎぶし)に合わせて踊る。どじょうを小川ですくって酒盛りをしたときにどじょうをすくう動作を真似て踊り楽しんだのが始まりと言われる。その踊りが島根の民謡、安来節(やすぎぶし)のリズムとよく合い、安来節に合わせてどじょうすくいを踊ることが広まっていった。

動作にあわせてユーモラスな顔を作ることも大事な要素。手ぬぐいをかぶって一文銭の鼻当てをして踊る。ドジョウを入れるビク(かご)を付け、ザルを持って小川 でドジョウをすくう様子を表現する男踊りに対して、小ぶりのザルを手に持ち、どじょうすくいの所作を舞踊的に軽快に踊る女踊りもある。

どじょうすくい踊り体験動画

おどり指導 東久留米どじょうすくい教室 一宇川清子師範

どじょうすくい踊りを始めるために必要なもの:豆絞りと一文銭の鼻あて、上着、ズボン、ザル、ビク

フラメンコダンサー永田健の体験談

阿波おどりよりも一段と深い中腰をずっと保つ踊りは見た目と違って超ハードで、足がガクガクになり、翌日は激しい筋肉痛になりました。一方で笑い方、タイミング、視線も大事で、ここまで顔芸と笑い方を注意されたのは初めての経験(笑)。とにかく笑わせる踊り、という意味でフラメンコとは真逆で新鮮な体験でした。