格闘技であると同時にダンスの要素を持つカポエイラは、黒人奴隷が看守にばれないようダンスのふりをして修練したことがその源流である。手かせをされたまま鍛錬したため、足技を中心に発展したと言われる。踊りの練習に見せかけるため、音楽とともに練習したのでビリンバウやパンデイロ等の楽器の伴奏が付く。
その源流は不明な点が多く、ポルトガルがブラジルを植民地化した時に連れてきたアフリカ人の奴隷労働者が始めた土着格闘技説と、カポエイラの基本ステップ、ジンガはサンバの基本ステップに酷似しており元々ブラジルで生まれたとする説がある。
カポエイラを題材にした映画
「オンリー・ザ・ストロング」(1993年、米)